タイムラプスの考え方
タイムラプスとはスチルを一定間隔もしくは可変間隔で数百枚〜数千枚撮影し、概ね24枚〜60枚を1秒として動画として作成したものです。タイムラプスは撮影機材、被写体の種類、時間帯、季節、天候、場所、そして動画にした場合の尺など様々な要素によって撮影方法や設定が変化します。タイムラプスの撮影機能は、スマホからコンデジ、一眼カメラに内蔵され誰にでも簡単に撮影できるようになりました。しかし仕事で請ける場合はクライアントさまから欲しいイメージが提示されます。これは業務での写真や動画の撮影となんら変わりありません。タイムラプスだから特殊なわけではないのです。むしろタイムラプスは、写真でもあり動画でもあるハイブリッドな撮影技法です。ですので写真の撮影技術と動画の撮影技術、そして後工程での処理方法や、編集、完パケにいたるまで知識と経験、そして技術がないと成立しません。
タイムラプスの撮影で一番重要なことは「何が起こるかわからない先のことを予測」して、「仕上がりを事前にイメージ」し、その「イメージに限りなく近づけて撮影すること」です。目の前で起こったことをそのまま記録してハイ出来ました!ではダメなのです。さらに撮影には写真と同じくフレーミングが重要ですし、動画に加工した時にはワンカットワンカットに必ずストーリーが無ければならない。そしてクライアントさまと共有した狙いとイメージを具現化していく。それが私の考えるタイムラプス撮影の基本的な考え方です。
晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン(岡山県観光連盟)/企画・撮影・編集
幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン(山口県観光連盟)/企画・撮影・編集
防府 時の宝物(防府市観光協会)/企画・撮影・編集
瀬戸内しまなみ海道タイムラプス(本四高速グループ)/企画・撮影・編集
蒜山高原タイムラプス/自主プロジェクト
倉敷美観地区ライムラプス/自主プロジェクト
瀬戸内時間(岡山県観光連盟)公式プロモーション/企画・撮影・編集
スターヴィレッジ阿智(長野県阿智村) 公式プロモーション/タイムラプス撮影